パピーの頃はちゃっちゃか歩くコタローに
追いつくのがたいへんだった散歩。
歩いて追いつけるうちはがんばってリードが緩む距離を保つよう
飼い主も必死でついて歩きました。
歩いて追いつけなくなるとピタッと止まり
コタローも止まってリードが緩んだらまた歩き出し
そして早足になるコタローにまた追いついて・・・
というのを繰り返す毎日。
7〜8ヶ月くらいからそんなに必死にならなくても
ゆるいリードで歩けるようになってきて
2才も過ぎたらお散歩がずいぶん楽になってきて
4才ともなると散歩中ほとんどがなんとなく脚側歩行(っぽい感じ)で
歩けるようになってきました。
ゆる〜い感じなのでそんなにぴったりはくっつきませんが
コタローが私にぴったりついて歩くという
世間一般で言われるような脚側歩行ではなく
私たちのはお互いがなんとなく速度を調整しつつ
ゆる〜く自然に一緒に歩いてる、というレベルなのですけど。
改めて気がつくとすごいわーこたさん。
もし飼い主の方がちゃっちゃと早く歩いても
ちゃんとついてくるのかしらん。
・・・などと思って、飼い主が倍速で早足してみる!
おおーついてくるじゃん!こたさん、すごーい♪
たったかたったか
・・・と思ったのもつかの間。
急に足をゆるめたかと思うと
コタロー、止まる。ぴったり止まる。
もう動きませんよ
あは(^_^;) やっぱり。
そんなわけのわからん歩き方
最初は合わせてくれててもそのうちついてこなくなるのが
コタローなのです。
だからよく本なんかで「リーダーウォーク」のやり方なんて言って
犬がついてきたら急に方向転換したりするトレーニング方法がのってますけど
それやったら間違いなくこんな状態になると思われます。
方向転換するときも早足になるときも
いつもはコタローに声かけて動いてもらってますので
そんな無言でいきなりやられたらそら嫌ですわな。
・・・ごめんね、こたさん。
いつもなら側まで戻ると歩き出すのですが
今日は止まったまま。
あらら、お怒りかしら?
と、コタローの後ろまで下がってみると
すっくと立ち上がってスタスタと歩き出しました!
よしよし
・・・もしかして、私がちゃんと脚側につくの待ってましたか(汗)。
柴犬コタロー、脚側について歩くことはできずとも
飼い主を脚側につけて歩くことにかけては
トレーナーもびっくりのプロ級。
ちなみに私が真似して止まってみても
止まりはするものの戻っては来てくれない・・・。
いい歳して飼い主がわがまま言うじゃありません
こたさんの飼い主に対するしつけは
穏やかながら厳しいのであった。