どーも。
ブラッシングが換毛に追いつかない柴犬コタローです。
毎朝どこかしらピコッと毛束が出現
犬もオトナになると警戒心が増します。
(そのへん人間と一緒やねー)
持って生まれた性質もありますが
柴犬はだいたいにおいて
警戒心が強い
言い換えれば慎重派が多いと思います。
ご多分に漏れず
コタローも慎重派。
ちょっとかがめばくぐれるであろうガードレールも恐る恐る。
背中や頭に当たるというのが
とっても恐怖を感じるらしい。
ま、別に無理に通らなくてもいいっちゃいいんだけど
遠回りしたらいいだけだし
でもせっかくコタローが通ろうかな?って思ったので
できるだけ「成功」するようにさりげなーく
少しでも地面が削れてくぐりやすい場所を
指差して教えてみる。
この場合の「指差し」は指示のつもりはなく
ここ通れそうだよって教えてるだけのつもり。
ちなみに別の場所でもチャレンジしましたが
ちょっとでも背中にぶつかると
「そこは通りません」な感じになります。
そうなったら今日はもうおしまいですかねー。
当たり前ですがここで間違っても
「さっさと通りなよ!」なんてリード引っ張ったりしたらアウト。
成功するよう周りを整えたら
後は本犬に任せるのみ。
おやつとかも使いません。
おやつとか使うと
おやつのために無理に通ろうとしたか
通りたくて通ろうとしたか
わかんなくなっちゃうんですよねー。
できればおやつ目的で無理するより
通ることそのものが目的で
通れたことそのものが報酬になるような
そんな感じがいいなぁと思うのです。
私の場合は声出して褒めたり励ましたりもしないかなー。
こうやって見つめてきたら「イイよ~」って
うなづくくらいのことはやりますが。
え?これだけ?って思うようなことかも(笑)
でもこういう小さな成功体験を積み重ねて
自信ってついていくのかなぁと思います。
どんな小さなことでも
その犬にとってそれがちょっと躊躇するような
勇気のいるものなら
自分の力で何かをやりきったってことは
スゴイことです。
こんな小さいことでどんだけ効果があるんだって言われると
まあすぐにはないよねぇ。
そもそも一発でどうのこうのいうようなものって
効果も大きいカモだけど
副作用も大きいものが多いので
こういう小さい成功の方が
地味にじわりじわり成長していくのですよ(たぶん!)。
まあそれが真っ暗闇に放置された白菜を
勇気をもって確かめに行きました!みたいなことでも(笑)
せいいっぱい身体を残してるところに
慎重さがにじみ出ております。
畑にある白菜は不審じゃないけど道端に落ちてるのは不審!
あ、ちなみにガードレールくぐり成功するまで
他の場所でくぐろうとしたらガっ!て背中にあたって
ヤダ!ってあきらめたりもしてます。
で、別の日にほとぼりが冷めたころ誘ってみたら
やってみようかな?って感じになったので
くぐれそうなところを探してみたって感じです。
誘っても今日はやめとくってなったのも
2回くらいあったかも。
ゆっくりでしょ~。
慎重な犬ってこんなもんよ(笑)!
でもなんでも体当たりでやっちまう
にゃんごろーに比べたら怪我しなさそうで安心だったりもする。
にゃんごろーは明らかに飛べないところへ飛んで
飛行高さが足りずズリズリ落ちてきたりする(汗)
警戒心が強い
慎重
こわがり・・・
そんな犬こそ小さな成功体験を大事にしてやらにゃいけませぬな。