コタローの通っている病院で
ケイトも先日診察してもらいました。

こちらの獣医さん見立てでは
セカンドオピニオンで伺った病院と同じく
このまま静かに暮らしていきましょうと
いったものでした。

ちなみにこの獣医さんと
セカンドオピニオンの獣医さんとは
実は師弟関係(?)にあるらしく
前回ケイトの話をしたときに
レントゲンも取り寄せて話をしてくれていました。

が、もうひとり、猫の横隔膜ヘルニアの手術に
長けている獣医さんがいるとのこと。

必要があればつくばまで来て手術もしてくるそうなので
一応レントゲンを見てもらうことになりました。

そして昨日、その結果を聞きました。

結果からいうと、手術はできるそうです。
それも、一か八かといった危険度が高いものではないとのこと。

一番の危険は
横隔膜ヘルニアのため
腹から移動した臓器に圧迫された
心臓と肺への負担がかかる麻酔とのことでした。

そして、その獣医さんの見立てでは
先天性ではないだろう、とのこと。

これは予測でしかないのですが
おそらく生後2、3週間のときに
蹴られたか(!)何かで
横隔膜が大きく損傷を受けた可能性が高い
ということでした。

ケイちゃん、蹴られたの?

猫の横隔膜ヘルニアでよくある
交通事故でないと思われるのは
おそらく骨折や外傷の痕がないからだと思います。

すっかりあきらめていたことだけに
私もうれしさと戸惑いと不安とで
まだごちゃまぜの状態です。

今すぐどうのこうのといった状態ではないので
もうちょっとじっくり考えてから
結論をだすことになりますが・・・。


たいていは私のベッドの上か下で過ごすケイトです
ケイトがいるから折りたたみなのに折りたためなくなりました(笑)

コタロー担当の獣医さんは
費用のこともあるので
積極的に進められないとは
おっしゃってました。

ケイトの場合、明らかに
復元するだけの横隔膜が足りないと思われるので
人工的な横隔膜を使うことになり
その費用だけで数万円。

それを含めて手術が正常に終わったとして
手術後のケアが大切なので
入院して酸素室に入る必要もあり
ざっくり15万円ほどは最低でもかかるとのこと。

余裕を見たら20万円ってところでしょうか。

恥ずかしながら私の一存で
ポンと出してやれる金額ではありません。

最近ではねこじゃらしを追いかけて
トンネルにスライディングするのがブーム。
一見元気ですごしているようにも見えます。

あそぼー♪

手術は無理だと思っていたので
この程度元気に遊べるならいいじゃん!と
無理やり納得させていました。

普通の猫ちゃんみたいに
20年近く生きられるかどうかは難しい
せいぜい10年だろうといわれてました。

最初は明日をも知れない状態と言われ
その後は数年は大丈夫と言われ
それを思えば10年生きられるんだからと
思ってみようとしていましたが
やっぱり一緒にすごせばすごすほど
長く生きてほしい
それも健康にと
願ってしまいます。

普通に生きてるだけでも大変なんです
がんばって呼吸をしないといけないから
だから成長期に大きくもなれなかったし
今も太れない
呼吸することに体力を奪われているんです

獣医さんはそういいます。
そのとおりなんです。

静かに横になっているとき
ケイトががんばって呼吸をしているときがあります。
肩で、お腹で、全身で。
そのときは辛そうです。

安らかに寝ていられるときもあるのですが
それでもおなかはペコペコしています。

一般に手術ができないとされる先天性のものだったら
これがこのコの運命なのだと
無理やり考えることもできたのですが
見立てどおりに後天的な横隔膜ヘルニアだったら。

手術をすれば
ちゃんと楽になれるのでしょうか。

100%の保障があれば
何が何でも踏み切ってやりたい。

でも麻酔から覚めなかったら?
心不全や呼吸不全を
手術中に起こしたら?

そう思うと怖いのです。

でも放っておいても
いつかは訪れる呼吸困難かもしれません。

吐き気をもよおすようになったら
消化器官に何かトラブルが出て
危険な状態だと思ってくださいとのこと。

そうなってからの緊急手術では
遠方からの獣医さんにはお願いできません。

そうなる前に、計画的にお願いしなければ
ちゃんとその獣医さんに手術してもらうことができませんし
人工の横隔膜の準備もできません。

そうなったら、後悔してもしきれません。

・・・
来週、またコタローのインターフェロンに行くときまで
考えてみたいと思います。

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