私にしては珍しく。
ほんとにほんとに珍しく！
コタパパお仕事の為
私一人でお友達と飲みに行って
深夜１２時ごろ帰ってきたら。

「あのね、ママ。
　実はケイちゃん、４時間ほど行方不明」

・・・。

・・・。

・・・！ぱーどん？？？

猫じゃらしで遊べとご所望のケイト姫

ふだんケイトを
いつもいる子供部屋から出して
フリーにする時には
原則、私は目を離さないんですが。

「知らない間にドア開いてて(^_^;)」

・・・。

良く言えばおおらか。
悪く言えば・・・あえて言うまい(ーー;)。

典型的なO型のダンナに
家を任せるとこうなります。

それから真夜中の大捜索！

クローゼットの中から
トイレの中から
探しても探しても見つからない～（涙）。

実はいちばん怖かったのは
まっ先に確認したお風呂。

好奇心旺盛なにゃんこは
水がたまっているお風呂を
覗き込んで落っこちて溺れる
なんてことが多々あるらしいのです。

まさかそんなことはないだろうと思いつつ
実は顔面蒼白でした、私。

幸い、そこにはケイトの姿がなく。
でもどこにも姿がない！

ちょろちょろ出たり入ったりする動きがお好みです

ひっそりじっとしてるんなら
問題ないんですが
身動きとれなくなって困っていたらどうしよう！とか
最悪、実はコタパパが陽気に買い物出かけた時に
気付かないで外に出してたらどうしよう！とか。

ほろ酔いも一気に醒める状態で
深夜の大捜索となりました。

そこへコタさん登場

ちなみにコタローは
まったく慌ててもおらず
探す気配もなく
のほほーんとしてました。

２時間探しても見つからなくて
コタパパもコタ姉も寝て
寝静まった深夜。

私もきっとどこかにいる
朝になったら家じゅう探そう
そう思うものの心配で寝られず。

コタローとリビングのソファで横になるも
・・・やっぱりもう一回探そうか
そう思って何度目かわからない呼びかけ
「ケイちゃーん！」

ニャオ。

・・・にゃお？

出てきましたよ、ひょっこり。

階段から私を見つめて
「にゃお」って。

良かったー、無事だった(>_<)

その夜はコタ姉の部屋に
戻ってもらってドアを閉めて
やれやれとコタローと眠りにつきました。

で。翌日の土曜日。

あえてフリーにして
ケイトの動きをよくよく観察すると
おおよその隠れていた場所がわかりました。

半日観察して、何箇所か
いるポイントがわかったのと
だいたいそこでじっとしてるらしいので
ケイトの好きなようにさせようと
フリーにしてみました。

猫はみなそうなのか
ケイトは慎重派なので
一気にどこかに行ってしまうのでなく
徐々に家の中の探検をしています。

主な居場所は２階ですが
階段下まで降りるのは平気そう。

その行動範囲に合わせて
家も徐々に模様替え。

トイレも１階につくり
階段下に二階からキャットタワーをおろし。

そうして、ケイトをとうとう完全フリーにしました(*^_^*)

まだまだ１階の探検は完全制覇でないので
キッチンとかには対策が必要かもですが
ケイトは徐々に探索範囲を広げてくれるおかげで
じゃ、今日はここまでみたいな対策がたてやすいです。

最近のコタローはケイトに対しては
「同居人」という態度(笑)。

特に親しげでもなく
でも争うわけでもなく。

朝、たまたま顔を合わせれば
鼻を突き合わせて挨拶し
その後、オシリのニオイを嗅いだり嗅がれたり
ぎこちない(笑)挨拶をしています。

階段にいるケイトには
もうビックリしなくなりました。

ただ１階にいるケイトは
まだ不審なようで
探検をしているとじぃ～っと見つめます。

そして昨日はリビングを抜けて
玄関ホールに向かおうとすると
ダダダっと出てきましたね。

ケイトに迫るだけで
吠えたり接触したりはしないんですが
「そこは行っちゃいかんだろー！」
みたいな。

犬って仲間というか
集団の一部が一定の距離を離れるのは
嫌がる傾向にありますよね？
牧羊犬なんかはその性質が顕著ですが
これもその一部かな。

確かに私も玄関には
行ってほしくなかったので
コタローにケイトを見張らせれば
楽そうな気がしましたが
やっぱりコタローを監視役にするのは
ヘンに追われる側と追う側と言う
立場を作りそうで気が進まないので
きっちりコタローは止めました。

びっくりしたらケイトは冒険をやめて
さっさと階段まで戻って行くので
ケイトは止める必要はないのでね。

ケイトが大胆な行動に出なければ
コタローも特に反応もしないので
今日はなんと！
フリーなふたりだけでお留守番も
してみました。

ほんの３時間ほどですが
やっぱり特になにも接触はなく
ケイトは２階の廊下で寝て
コタローは１階のソファで寝てた模様。

もし接触してもたぶん
問題はなさそうです。

必要以上にお互いを気にしてない感じです。

ま、取り立てて仲良くはないですが(笑)
社会化期を過ぎた成犬と成猫が
一緒に暮らし始めて１ヶ月。

「同居」レベルでまずは
十分に合格なんじゃないかと
思っています。

その後、より仲良くなるならないは
お互いの相性にもよるのでしょうから
なんとも言えませんが。

欲を言えば冬が来るころには
ひとつのベッドで
私とコタローとケイトとで
寝られたらいいなぁなんて
思っちゃってるのでした(^_^;)

ケイちゃんのまねして舐めてみる～

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