昨日(柴犬的考察【トレーニング編】)に引き続き。

相変わらず新人柴犬飼いのまきママによる
独断と偏見に満ちた(笑)柴犬的考察です。
よってあなたの柴犬には当てはまらないかもしれないです。

ま、うちの柴犬にも当てはまらないこともありますが。
悪しからず。

巷で囁かれる
犬と会った時の柴犬ってこんな感じ。

・相手が吠えていようが何しようがガン見する
・しかも相手が嫌がってるのわかってるっぽいのにガン見
・相手の犬語が通じてない?
・でもって売られたケンカは買う
・売ってくれなかったら売らせる
・売ってくれなかったら売ってもらうし無理にでも売らせる
・相手が売らざるをえないような状況に追い込む。ガン見で。
・で相手がそれにキレたら100倍返しでマジギレ
・おとなしくしてても身体に触られるといきなりキレる
・はっきり言って豹変
・そういうときは警告ナシでいきなりキレる
・だって相手と交渉する気なんてないもんね
・ちなみにキレたら瞬時にキレメーターはMAX
・しかもしつこいよ~尾を引くよ~

え?ひどい?
まあ上の言い方は極端かもしれませんが
でも柴ってそういうところがある(笑)。


家族が散らかした洗濯物を集めております
こたちゃんが下敷きにしているバスタオルも洗濯したいのだけど

たぶんですね、洋犬たちとは犬語が違うのですよ。

ここであえて「犬語が通じない」ではなく「犬語が違う」と表現させていただきます。

昨今クローズアップされている「カーミングシグナル」。
いわゆる犬のボディランゲージ。
争いを避けるために相手に発する犬語。

私も本も読んでみましたし、いろいろと調べてはみたのですが。

いやこれ違うわ~。

って思うところあります(わー!世界の権威の反対意見言っちゃったよ)。

だってね、やっぱりカーミングシグナルって洋モノです。洋モノ。
海外の方が海外の犬を研究して、発見したボディランゲージです。

え?犬だから世界共通じゃないかって???

いえいえ。
人間のボディランゲージだって
日本人の「おいでおいで」がアメリカ人の「バイバイ」になるくらいなんですから
犬だって違う事だってあるんじゃないのかなぁ。

だからあえて「通じない」とは言わないんですけど。
だって英語ができないからって「日本人はしゃべれないんだよ」なんていわれたらちょっとね~。

こういう寝顔を見るとあきらめるしかないかな(笑)

しっぽひとつとったって
ラブラドールのなんと雄弁なことか!

カーミングシグナルなんか知らなくたって
喜んでいるのか緊張してるのか警戒してるのか
わかるくらいの動きようです。

対する柴犬。
そもそもしっぽ振らない個体の多いこと多いこと。
(ちなみにコタローもそうです)

おかげさまで喜んでいるのか警戒してるのかさえ
しっぽだけではまったく判断がつきかねます。

私の身近にいるワンコの中で
ラブと柴犬はまったく正反対な印象です。
小躍り(笑)しながらにぎやかに相手に近づくラブと
ガン見しながら静か~に相手に近づく柴犬と。

まあどちらも「犬語のマナーのなってない犬種」といわれたりするんですけどね。
(そうなの!するのよ~(笑))

でも持って生まれた柴犬語、
今更大きく変えられますかね。
しかもそれを人間が教えられますかね。

人間だって犬語はしゃべれないですからね。
私だってこどもにしゃべれもしないドイツ語を教えられません。
言い訳といわれてしまえばそのとおりかもしれませんが。

コタローとコタパパのお遊びは最後はいつもこうなる
「つかまえたぞぉ~♪」

でもね、相手の犬語をはっきり意味はわかってなくても
とりあえず相手を受け入れる
ことはできるんじゃないかなぁと思うのです。

受け入れる、っていうのはなにも遊んだりすることではなくて
あっち行けとか追い払ってやるとか思わない(笑)で
ただ相手がそこにいることを認めるってこと。

外見がおおきくかけ離れていたり
(もしかすると)シグナルも違ったり
そういう相手を受容することができるようになる
それが社会化なのかなぁと思うのですが。

犬同士の社会化に限って言うと
だからパピー期にいろんな犬種にあわせたほうがいいのかなって。

自分より大きかったり小さかったり
鼻が短くてフガフガしたり
ちょこまか動いたり
ガン見してきたり
時には吠え掛かってきたり
そういう相手でもそこにいることは許す。

人間も犬も
動物って自分と異なる個体を
どうしても排斥しようとしがちになりますが
あえてそれを受け入れようとするところが
社会性のある動物ってことなのかも。

ちなみにコタローもガン見します(^_^;)

邪魔してみても呼び寄せてみても
その時はあきらめても治らないですよ~全然(笑)
マナーもなにもなっちゃいないかもしれませんが
でもとりあえず相手を受けれることはお願いね~って思います。

別に興奮しすぎだからタイムアウトとかいうしつけじゃなくて
ただ単に楽しいかららしい(汗)

ちなみにコタローのガン見は
たくさんの好奇心と
ほどほどの緊張と
ちょっとの警戒とが
ごちゃ混ぜになって無表情(←柴犬にありがち)になっております。

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ということで柴犬にガン見された洋犬の皆さんは
ケンカを売りたくならないように(笑)
できれば目を逸らしましょうね
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