コタローは1才前から関東近郊で
いわゆるお散歩会やらグループレッスンやらに参加してきました。
これは先月のつくばお散歩会
当初はもともとコタローが
犬と交流を持ちたがるタイプの犬だったので
コタローも私も楽しめたらいいな
私もいろいろなトレーナーさんやら飼い主さんに
話を聞いてみたいという感じで参加してました。
最近ではオトナになったコタローが
見ず知らずの他犬と関わるよりは
飼い主と自由気ままな散歩をする方が
楽しいと思ってるようなこともあって
参加回数自体は少なくなってきてますが
まあ新しい出会いもありイベント的に参加しています。
散歩会にしろグループレッスンにしろ
参加にあたって主催者の方のルールはありますが
それとは別に「参加する側の視点」から見た
社会化目的でお散歩会etcに参加する時に注意したいことを
自戒も込めて自分メモとしても
まとめてみたいと思います。
猫もまとめてどっかやってくれ・・・
掟その1:自分の犬から目を離さない
当たり前だと思うでしょ?
でもけっこうみなさん
自分の犬から目を離すのですよ(^_^;)
普段のお散歩でもままあることですけど
よその飼い主さんと話してて自分の犬見てなくて
気が付いたら自分の犬が拾い食いしてたとか
死角に行って後ろの犬にケンカ売ってたとか。
お散歩会ではないですけど
私と話してて犬がウンしてるのに引きずりながら歩いてた
飼い主さんとかいますもん。
慌てて止めましたけれども。
今でこそ
コタローの行動の予測がつく
相手の犬や人間の予測がつく
ことができるようになって
コタローを見ながら話しする
なんてことができるようになりましたけど
コタロー2才くらいまでは
散歩中の私は人間の話は半分も聞いておりません(←威張れない(笑))
人としてそれはどうだかニャ・・・
例えばネット上で知り合った人と初めて会ったとか
いつもブログ見てる犬に初めて会ったとか
仲の良い飼い主さんと会ったとか
お話したい、見に行きたい気持ちもわかりますが
今日は人間同士が仲良くなるために来たのではないはずです。
(少なくとも私は、ですが)
人間同士のおしゃべりは
終わった後で犬がいないところでするとか
メールでするとか
いくらでも方法があるんです。
自分の犬のニオイ嗅ぎが
ただニオイを嗅いでるだけなのか
なにかニオイをキャッチして探してるのか(拾い食い系)
犬に向かっていくときに
友好的な気持ちで向かっているのか
逆の気持ちで向かっているのか
それが全然判断つかないうちは
片時も目を離してはいけません。
そういう意味では写真も撮らないほうが
いいかもですね。
写真に気を取られて犬から目を離すこと
間違いないです。
どうしても撮りたいときは
ご家族で参加して
写真係を決めるとかですかね。
掟その2:犬も飼い主も信用しすぎない
自分の犬もその他の犬も
自分も相手の飼い主も
過信は禁物です。
例えばネットやブログで見た犬が
そのままの犬とは限りません(え、それ言っちゃう?)。
特に個人のブログは飼い主の主観が多いに入っているので
たそがれ犬だなんちゃって老犬だと言われるコタローだって
実は超ハイパーでお祭り柴かもしれませんよ?
にーちゃん、お祭り柴ってしってるニャ?
たこ焼きとか売ってるニャ?
こんな風にいろいろ書いてる私も
実はお散歩行ったらコタローに引きずられ
たーーすーーけーーてーーっって言いながら
水上スキーみたいになってるかもしれませんよ?
・・・なんて脅かすわけじゃないですが(笑)
この人なら、この人の犬なら大丈夫って
ちゃんと自分の目で確かめもせずに
寄って行ったりしないこと。
お散歩会etcともなると
初顔合わせや会っても月に1回とかの犬がいて
実は慣れているように見える飼い主さんにだって
自分の犬がどうでるかわからないってことは
多々あるのです。
それに関連して、簡単に自分の犬のリードを
他の人に預けない。
犬が急に引っ張ったりしても
対応できる飼い主さんとは限りません(私を含め)。
大型犬の飼い主さんはそれがよくわかっていて
他の人にそうそう預けたりしないものですが
トイレその他で犬から離れないといけない場合は
預けるより係留した方がいい場合も多いです。
で、周りにひとこと言って離れる。
当たり前ですが、係留され飼い主が離れた犬に
むやみに近寄ったりしてはいけません。
その犬からよっぽど信頼されてる間柄でもない限り
飼い主不在で心細いときに
「おりこうだねぇ~」なんて近づいてこられても
犬にとって迷惑なことが多いんです。
掟その3:社会化できている犬が参加してないお散歩会には行かない
何も100%社会化できている犬がいないと
ダメってことはないです。
そんな犬はそうそういるもんではありません。
でもある程度社会化できている犬の数が
社会化不足な犬の数を上回ってないと
正直なところあまり参加しても得るものがないかもしれません。
(社会化目的でないグループレッスンなどならまた違いますが)
百聞は一見に如かず、なんてことわざがありますが
百人は一犬に如かず。
人間が100回言ってみせることより
犬が1回やったことの方が犬には影響が大きいことも
多々あるんです。
それこそマーキングの仕方から
あいさつの仕方から
穴掘りの仕方まで(笑)なんでも。
自分の犬が犬に対する社会化が未完成の時に
ある犬に吠えかかったり
友好的でもいきなり突進したりしたとき。
社会化ができてない犬同士だと
吠え合いで終わってしまったり
ガウガウし合って終わったり
悪くするとケガだってするかもしれません。
ケガするまで近寄らせるなんてのは
本来はあっちゃいけないことですが
突発的な事故はありえますので・・・。
相手が社会化ができている犬の場合
無視するか
一喝するか
それでもなお友好的で温和な方法を示してくれるか
それは相手の気質や社会化のレベルにもよりますが
少なくともマイナスなことは起きる可能性が少ないです。
社会化が未熟な犬が大多数を占めるグループは
収集がつかなくなってしまうことも多いです。
そういう中にいると犬はつらいのです。
いたたまれないのです。
自分の犬の身も心も守るためにも
グループ構成は意識した方がいいと思います。
もし不安なら主催者に相談することをおススメします。
個人的な理想を言えば
社会化OK8割、NG2割。
悪くても社会化OK7割、NG3割。
うちは大丈夫かな???なんて思う時は
先に人間だけ見学させてもらえるなら
そうした方がいいですね。
そうすると犬がいないので
他の犬のこともよく観察できますし
それこそ参加者の方々とも
よくお話できることと思います。
なーんて、いろいろ書いてますが
コタローには申し訳ないことに(汗)
私もたくさん失敗したりもしてます(←それこそほんとに威張れない)
飼い主のせいであんなことやこんなことが・・・
今だからこそ思えることもあって
ちょっと犬飼い生活に慣れてきたことで
自分に甘くなってる気持ちを
ちょいと引き締めようかと思ってる次第です。
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