私が子供のころは

「鶏の骨は斜め(縦)に割れて内臓に刺さるから
 犬にあげちゃダメ!」

と言われました。
今でもそういう人もいますね。

柴犬コタロー日記
あばら骨付き鹿肉をお召し上がり中

実際には縦に割れて危ないのは
加熱した骨とか
年取った鶏の空洞化した骨とかだそうで
若鶏で生でしかも肉付きなら
まず問題ないと思われます。

↓そのへんのこと書いてあります。
ミネラルと犬 (2) | dog actually produced by GREEN DOG – 犬を感じるブログメディア

骨って手作り食には必須なんですけど
ストレス解消に固いものを食べさせるためでも
歯磨きのためでもありません。

人の数十倍必要と言われる
カルシウム摂取のためです。

個人的にはあんまり「固いもの」
お店で売ってるガムとかカッチカチの骨とか
犬にあげるのは賛成できかねる(-_-;)

固いものかじらせても歯が丈夫になるんじゃなくて
鍛えられるのはあごの筋肉ですので
犬はなにも人よりずーっと強い歯をしてるってわけではないので
ひづめかじって歯が欠けたなんて話は
わりと身近でも聞きます。

そりゃそーだ
歯だって人間と同じエナメル質だかなんだかでできてるわけで
鉄でできてるんじゃないんだもん。

まあかじるのが好きな犬なら
ちょっとしたお楽しみにあげるのはいいかもですが
あんまり固いものや大きなものはやめた方がよいと思われます。

というかそもそも
固いものかじってストレス解消っていうのは
毎日やることじゃないよね(^_^;)

と、横道にそれちゃいましたが
そんなことから我が家にはコタローに
鶏の骨・・・生の手羽元など食事としてあげておりますです。
柴犬コタロー日記
骨入り♪

にゃんこたちは犬に比べて
口は小さいし歯は小さいし
骨を砕くのは厳しいので骨入りミンチ。

コタローはなんでも噛み砕いて食べるタイプなので
まるっとあげちゃいますが
丸呑み系の犬なら飼い主が手で持ってあげた方が安全。

喉につまらないサイズなら
犬の胃液は強力なので生骨なんてとけちゃうはずだし
喉につかえてもちゃんと吐きだして
飲み込めるサイズにもう一度噛み砕いて食べるのが犬ってもんですが
大きいものを食べ慣れてない犬にはこわいので
鶏でも手羽中とかミンチとかが安全かも~。

ドッグフードだけ食べて育った犬なら
何かをちゃんと噛みくだいて食べるってことを
知らない可能性もあるので・・・(^_^;)

ちなみに野菜も今年に入ってから生で与えています。

以前は柔らかく煮込んで100均ポテトマッシャー潰してました。
全てはにゃんこたちのため。
柴犬コタロー日記
ちなみに内臓も必須です

卵の殻を乾燥して潰して与えるっていうのも
いいカルシウムの摂り方なんだそうですが
いかんせん飼い主が手間のかかることが苦手なもので(汗)
試してみたことはありません。

でもカルシウムのサプリメントあげるくらいなら
卵の殻の方がいいですよね。

人間でも同じですが
サプリはあくまでもどーしても足りない栄養のために使うもので
やっぱり食事から摂るのが大前提。

ちなみにカルシウムを一回で摂りすぎると
ウンチが白っぽくポロポロになりますので
ご注意くださいませ。

鶏骨の他に鹿のアバラ骨も与えています。
柴犬コタロー日記
鹿肉ご近所でまとめ飼い

骨「だけ」ではなくて必ず肉付きに。

肉がついていれば万が一骨がとがって折れた場合も
内臓を傷つけませんので。

とまあ、骨を与えるにはいろいろと注意があるわけですが
ちょっと飼い主が注意してやればできることなので
手作り食の方はぜひお試しを。

ガム買ってあげるより
ずっと安心安全です。

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