今日はつくばの0298(ゼロニーキューハチ)で開催された
「鹿肉&生食セミナー」に行ってきました。
受付犬コタロー
普段は基本的に裸族の柴犬コタローですが
換毛期のお出かけはありえないくらい毛が抜けるので
抜け毛対策としてイッチョウラ着せております(笑)
主催は鹿生肉を販売している「an.」さんとと
製造元である「EGサイクル」さん。
こちらからはご近所さんを通して定期的に
ペット用として鹿肉を共同購入してまして
セミナーとかやってくれないかなーなんて言ってたら
快く引き受けてくださったというありがたいお話でした。
今回はお友達やお知り合いだけに口コミで告知し
会場も3時間ほど貸し切りにしていただいて
犬連れOK、試食ありのセミナーとなりました。
犬連れ総勢10組
犬なし飼い主のみが2組(かな?)。
一応犬同士の相性などなど席次にも気を配り
およそ1時間半のセミナーの始まりです。
ちょっと挨拶がめんどくせーと思っている柴犬
セミナー前半は鹿肉のお話。
こちらの鹿肉はもともとは丹波の山里で増えすぎて
畑を荒らす害獣となってしまた野生の丹波鹿なんです。
処分し山に埋めていたそうですが
せっかく生を受けた鹿もただ殺されるのではなく
ちゃんと有効活用してやろうではないかという
コンセプトのもとに生まれた商品です(たぶん)。
人用に卸されるヒレやロースと言った部位をのぞいた
モモを中心とした脚、内蔵、あばら、トライプなどが
ペット用に販売されています。
そういう意味では
むりやり成長を早めているブロイラーなんかより
よっぽどマトモな食べ物なわけですね。
鹿を狩るのは地元の猟師のおじちゃんたちだそうですが
首から上だけ撃ったもののみOKとか
(↑身体に銃弾を残さないためと
一発で仕留めて無駄に鹿を苦しませないためだとか)
殺してから2時間以内に持ち込まれたものだけだとか
いろいろと制約を設けて品質を保っているそうな。
ちゃんと命をまるごといただくという意味で
こうした鹿の活用方法(といってはなんですが)は
とってもいいことだと思ってます。
それに1頭丸ごと買いでありがたいのは
正肉だけではなく内蔵、骨付き肉、トライプまでそろってるところ。
実は手作りごはんで与える肉って
正肉部分だけではダメなんですよね。
内蔵や骨まで与える必要があるのですが
ついつい忘れがちになるんです。
トライプなんてめったに売ってないし
冷凍っていうのも必要量だけ
その都度解凍できるので便利なんですよね。
ちなみに今日の試食にトライプも出ました!
こちらは生肉と冷凍野菜のご試食
初めてトライプ見た(嗅いだ?)飼い主さんは
そのかぐわしい牧場臭にびっくりしてましたが(笑)
食べ慣れているコタローはぺろっと完食しておりましたです。
そして後半は手作り生食のお話。
それは次回の更新で。
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ところでコタローと一緒にセミナー中は
おとなしく寝ておりましたこちらのワンコ。
以前コタロー日記でもご紹介した
東日本大震災で被災し南相馬市で保護された
「ハッピー」です。
結局もとの飼い主も現れず
飼い主になる予定だった保護主は消息不明で
結局預かり主である友人のうちの子になりました。
当初はトレーナーさんに「暴れ馬」とまで言われたハッピー。
もしかして飼い犬ではなく野犬だったかの疑惑まで。
情緒不安定で振動や物音にも怯え
犬を見ると馬立ちになって鳴き
人間を咬んでケガさせてしまったことも。
それが友人家族の努力の甲斐あって
1年たち家庭犬になりました。
先住犬のいうことをよく聞き
(多頭にするときには先住犬のしつけ&社会化が
終わっていることは必須ですね)
同居猫とも優しく遊び
人間には寄り添って甘え
犬とは友好的に挨拶を交わす
ハッピー改め、アビーとなりました。
犬はただしく導いてやれれば、変わるんですよね。
アビーと友人家族に拍手!