よく「犬は人につき、猫は家につく」と言われます。

たとえば引越しをすると
犬は飼い主について新しい家にすぐなじむが
猫は元の家に戻ろうとするからとか。

たとえば犬は飼い主がいれば
見知らぬ場所でも落ち着いて過ごせるけど
猫は飼い主がいても
知らない場所では落ち着かないとか。

そういうところから来てる慣用句のようですが
ぱっときくと猫は人になつかないで
家さえあればいいみたいに聞こえますね。

うちのケイトさんは
私が家の中を移動すると必ずといっていいほど
ついてきます。

2階に行くにゃ~?

同じ階なら姿が見えていれば
特についてくることもないのですが
(たとえばダイニングとキッチンとか)
2階から1階への移動とか
1階でも姿の見えない洗面所や浴室とか
そういう場合は付いてくることが多いです。

2階に上がるときは先回りされます(^_^;)

パソコンに向かっているときは
だいたい同じイスの上に寝そべって
私と背もたれの間にいることが多いです。
なので背もたれは使えませんが
猫たんぽでおしりはあったかいです(笑)。

本格的に寝るときはすぐ後ろのベッドに移動します

飼い猫は幼児性を強く残し
そのため飼い主を母猫のように思い
特に子猫時代はついてまわることが多いそうですが
ケイトのように成猫になってからでも
こうやって飼い主についてまわることもあるんですねぇ。

熱中症で瀕死の状態の猫を
保護したことのある友人いわく
「助けてくれた人がわかるのよ」って言ってました。

その猫も友人にだけはべったりだそうです。

ケイトも飢えてガリガリの状態で保護しましたので
今のケイトの様子を見聞きして
「感謝してるのね~」っておっしゃってくださる方もいます。

が、実は私は犬猫その他生き物を
擬人化して考ることがまずない人間なので
(冷たい(笑)?)
ケイトがありがとうと思ってるとは全く思わないのですが
(やっぱり冷たい(笑)???)
誰が瀕死の状態から自分を救ったのかは
認識してるんじゃないかと思ったりします。

極限の状態でニンゲンと出会ったことと
生きながらえたということとが
ものすごく深い部分
「生命」とか「生存本能」とかいう部分で
つながったというか身に染みたというか
そういうことってあるのかも、と。

預かり子犬の世話をしていてもしょっちゅう見に来ていたケイトさん

だから助けたその場にいたコタローにも
ケイトはなつくんじゃなかろうか、なんて。


ケイちゃんくらいコタローがついてくれると安心なんだけどねぇ

ま、要は
「コイツにくっついてたら食いっぱぐれない」
みたいな。
この方が動物チックで好きだわ(笑)。

こうやって家の中を私について回るケイトですが
だからといって留守番時に
ひどいいたずらをするとか
鳴きっ放しだとかいう問題を
起こすなんてことも全くないので
特に問題視もしていません。

でもここまでついてきてくれると
つい旅行にもつれてけるんじゃないかと
よからぬことを思ってたりして・・・。

でも猫プロの方々が口を揃えて「ムリ!」とおっしゃるので
きっとムリ、なんでしょうねぇ(^_^;)


でも最近やっとこさ散歩中に飼い主の側で休憩するようになりました
今まではわざわざ離れたところにいたもの(ーー;)

もしかしてそのうち
この後追いもなくなっちゃうのかな?
だとしたらちょっとさびしいなぁ。

今のうちに追われる幸せを
たくさん満喫しておこうと思います♪

・・・何しろコタローの後追いなんて
あっという間に終わったものね。

(トイレにまで後追いでついてきたのは
 忘れもしないたったの2回!)

お散歩デビューの頃には
すでに後追わない犬になってた様な気が(汗)。

そりゃ、呼び戻しに苦労するわけだな・・・。

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ちなみに階段から私の部屋へ
ケイト専用の出入り口があります(笑)
ほんとは飾り兼採光用の穴なんだけど。

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