昨日の夜、一応外灯がある公園で
ロングリードで放牧していましたら。
注)写真は昼間の放牧の様子です
公園のそれこそ真っ暗な裏手に
車がやってきて
ライトを消して駐車しまして。
夜って言ってもまだ7時前ですし
たぶんなんか待ち合わせ?かなんか
用事がある人なんでしょうけど。
まああやしいわな。
コタロー的に。
で、警戒のウォッフウォッフ、ウォォ~ン吠えまして。
リードを手繰り寄せながら
吠えの合間に名前を呼んで
(離れていたし吠えてたら舌打ち聞こえないし)
こっちを向いたところで舌打ちで呼び戻しました。
そしたらまだ小声でウォッフ言いながらも
戻ってきてちょっと感動。
こんな感じで
ちょっとリードを引いてしまったので
もっと緩めた状態で呼んでもよかったかもと反省しましたが
最近は警戒態勢になっても(100%じゃないけど)
戻ってきてくれるようになってきました。
側まで戻ってきても
「あっちあやしい~」って思ってることに変わりはないんですが
そこで教えてあげたいのは
「まああやしいかもだけど
たいていの場合
怖くもないなんでもないことなんだよ」
ってこと。
よくしつけ本なんかにあるような
「私は頼れるリーダーなんだから
私がいれば大丈夫!」
とは思ってもらわなくてもいいし
たぶんコタローは思わない(^_^;)
コタ姉が小さい時に持っていた絵本です。
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以前、僕とおじいちゃんは毎日のようにお散歩を楽しんでいました。
家の近くをのんびり歩くだけの散歩でしたが、僕の世界はどんどんひろがり、新しい発見や楽しい出会いがありました。
でも一方で、困ったことや怖いことにも出会うようになり、なんだかこのまま大きくなれそうにないと、思えるときもありました。
そのたびにおじいちゃんは僕の手を握り、「だいじょうぶ だいじょうぶ。」とおまじないのようにつぶやくのでした。
それは、この世の中、そんなに悪いことばかりじゃないってことでした。
by EhonNavi
ちょっとうろ覚えなんですけど(汗)
小さい「僕」は
赤ちゃんのころは怖くなかったのに
大きくなるにつれて
車が飛び込んできたらどうしようとか
飛行機が落っこちてたらどうしようとか
おとなが心配しないようなことが怖くなるんです。
わけもなくぼくをぶつ友だち、顔をしかめる友だち、歯をむき出す犬。
自動車に飛行機にバイ菌に、あるれる文字。
そのときおじいちゃんは
自分が絶対に守ってやるから大丈夫だとか
おじいちゃんについてくれば安全だとか
そういうことは言わないの。
おじいちゃんは、ぼくの てを にぎり、
おまじないように つぶやくのでした。
「だいじょうぶ だいじょうぶ。」
この「だいじょうぶ だいじょうぶ」は魔法の言葉。
「むりして みんなと なかよく しなくても いい」ってことだったり、
「わざと ぶつかってくるような くるまも ひこうきも、めったに ない」ってことだったり、
「ことばが わからなくても、こころが つうじる ことも ある」ってことだったり。
そうしてぼくは
「よのなか そんなに わるいこと ばっかりじゃない」
ことを感じていくのです。
私もコタローに教えてやりたいのは
「私がいるから大丈夫」じゃなくて
「たいていのことは危なくないから大丈夫」
そう、たとえ「私がいようがいなかろうが」大丈夫、
という頼れる飼い主になりなさい!的なしつけ本とは
全然違うことなんですけど(笑)。
わんこもちいさい子どもと一緒で
なんでアレを警戒するのか怖いのか
わからないことはありますけれども
(コタローの場合、農道をただ歩いてる
ナイスミドルなおじさまとか(笑))
それは私がいるから大丈夫なんじゃなくて
それはたいして怖いもんじゃないってことを
教えてあげたい。
まあ実は私自身は「だいじょうぶ」って言葉を
安易に言うのは好きじゃないので(笑)
(だって本犬にとっては「だいじょうぶ」じゃないんですもんね)
ことばそのものの意味は伝わらないでしょうが
「いいのいいの」って言いますね。
怖がらなくっても、いいのいいの
警戒しなくっても、いいのいいの
気にしなくっても、いいのいいの
飼い主を頼りにして
恐怖を乗り越えさせるって方法もあるんでしょうが
コタローにそういうの
(飼い主に頼るとか逃げるとか)
の概念はないみたいなので(汗)
もう自分で納得してもらうしかないっちゅーか。
呼びもどすのも
相手に申し訳ないからっていうのもありますが
「気にしなくって、いいのいいの」が
伝えたいから。
ちなみに、この本でおじいちゃんはやがて年をとります。
その時に「ぼく」は・・・。
結末はナイショ。
ちょっと泣けます。
興味のある方は読んでください。
(Amazonのレビューとか見たら載ってますけど(笑))
★おまけあります★
たいていはひとりで
勝手に寝室で寝てる柴犬
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ふだん頼らない癖に
おやつの入ったおもちゃが転がったとか
そういうときだけは頼ります(汗)。
・・・自分で取りなよ。
こんばんは~
今日、私がアップした誕生日のブログ、ちょうど同じようなことに対して全く違う事を書いていた所でしたので心に残りました
今日私が書いた事は、守ってあげるからこれからも牙は使わなくてもいい、ずっと楽しく生きてくれればいいという事でした
先代犬が牙を使う子だったからかも知れません
犬からも人からも「いざと言う時には」守ってあげたい、だから、人間で言うと刃物になる牙は食事にしか使わないまま全うして欲しいと思っています
もし、ドッグランで人間同士が争う結果になっても、犬には見も心も傷ついて欲しくないなと・・・
まあ、今の所、喧嘩しても負けそうな子だからかもしれません
先代のような強烈な犬が来たら歯が立たないでしょうね・・・
でも、大丈夫というのはいつも教えています
怖そうにしていても、先にやって見せて、怖くないよ、楽しいよと
そうすると怖々興味を示していたものに、私のまねをして同じ事をしてみようとするのです
そしてできた時に褒めてあげるととても自慢げな顔をして嬉しそうなのが見て分かります
2歳くらいの子供と同じですね
★柴子さんへ★
こんにちは~!お誕生日おめでとうございました♪
>犬からも人からも「いざと言う時には」守ってあげたい
そうですね。
きっと皆さんそう思ってるでしょうし
私もそう思ってます(*^_^*)
が、一方でその気持ちがコタローには
伝わらないかもしれないとも思っています(^_^;)
たとえばドッグランで苦手な犬がいて
怖いと思ったとしても
私のところに逃げ込んでは来ませんし
自分で相手と距離を取ることを選びます。
この状態で私のできる「守る」とは
「いざ」という言う時を作らないようにする
ことぐらいなんですよねぇ。
コタローを抱きかかえて守るのではなく
相手の犬に対して
コタローと距離をとるように促すとか。
この辺りは飼い主と犬との関係や性格にも
よるのかなと思ってるんですけれどもね。