私、実は「食わず嫌い」。
それもしつけの(笑)。

コタローがまだ小さい頃に
しつけだなんだと本やネットで調べたりして
さまよっているうちに
いろんなしつけ方法を目にして
「うわ~っ!これムリ!」みたいに思うものもあって。


相変わらず残念な結果の「魚眼レンズ」もどき

そのうちのひとつに「シーザー・ミラン」がありまして(笑)。

知る人ぞ知る、アメリカの「カリスマドッグトレーナー」。

根本的な理論はわりと古典的(だと思う)。
いわゆる「犬の祖先はオオカミだからリーダーが必要!」な感じの。
今は否定する学説のほうが優勢かな?

で、シーザー・ミランを知ったときに
YouTubeでだったかな?
柴系(アメリカだから違うかも)雑種っぽい犬を
かなーり厳しく「しつけ」てた映像見ちゃったりして
それ以来敬遠してたんですよね。

でもまわりにも「シーザーおもしろい!」って言う人がチラホラいて。
まあ確かに彼の本を読んだこともないし
映像もチラッとみたYouTubeだけだし
オトナとしては食わず嫌いもいかがなものかということで。

ちょうどナショナル・ジオグラフィックで番組をやっていたので
見ましたよ、私。

ザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~ 原題:Dog Whisperer

感想から言ってしまうと、なかなか興味深かったです。
日本でやってる「TVチャンピオン しつけ王」とかなんとか
言うものよりはずっと面白かった(笑)。


角度を変えてみたけどやっぱり残念な感じが否めない

トレーニングの内容はさておき
実は私が「へぇ~!」だったのは
彼がよく犬を観察して
犬の動きを見逃さず
絶妙のタイミングで注意してるところ。

スケボーや車に反応する犬に対して
犬がちょっとでもスケボーや車に気を取られたら
(もしかするととられそうになったら、くらいのタイミングで)
「注意」が入ります。

「手」で軽くチョップするくらいのボディタッチとか
外なら「かかと」でチョイと蹴るとか。
で、犬が「はっ!」というか「ビクッ」としてシーザーに注目する。

犬がちょっとの注意にあまりに「ビクッ」とするので
実は裏で(放送されてないところで)
チョークでガツンとやった後だったら
どうしよう、なんてちょっと考えちゃいましたが(^_^;)

私の見た回では、「注意」するのにリードは使ってましたが
チョークチェーンは特に使ってませんでしたし
あまり厳しいのは出てこなかったっていうのも
私がアレルギー(笑)起こさなかったっていうのはあるかも。

でもやっぱり、シロウトには難しかろうと思いますね。
番組の注意書きにも「指導を受けずにやらないで」とは
ありましたけど。

たぶんほとんどの人はタイミングが遅すぎるし
「罰」(かかとでチョイ)もきつすぎるように
なるんじゃないかな~。

かかとって力加減が難しくないですか?
私だけ?
チョイ、がパコっとかくらいにはなりそう。
タイミングをよくしようとして
勢いあまって「ガコッ」とかね。


お散歩中に「どうしたの?」って聞かれますが
たぶん(疲れてもないのに)ただ休憩してるだけ

で、これを見て思ったのが
よくプロの方が「チョークチェーンも正しく使えば・・・」ってやつ。

チョークチェーン=強制訓練ってイメージがあるのですが
ほんとはシーザーの「かかと」のように
「チョン」レベルで使うものだと言ってるのかな?って。

ただこれもシロウトには難しいんじゃなかろうか。
というか、私にはムリだ。
実はチョークも食わず嫌いなんです(笑)。

というのも
自分の手くらいなら「まだ」なんとか
力加減もうまくできそうな気がしますが
道具を使うとなると
そんな絶妙な力加減ができない気がします。

私の理想としては
その絶妙のタイミングで使うものは
「自分の声」。

蹴ったりショックを入れたりしないでも
声をかけることでこちらに意識が向いてくれること。
実は少しずつできてきているような気がしてます。
※注 あくまで当社比!

ただね、コレ=声かけで反応するのは
うちは時間がかかりました(^_^;)

やり始めるのが遅かったのかもしれませんが
「名前を呼んで意識を向かせる」
のをまじめにやりだしたのは
たぶんコタローが10ヶ月くらいの頃から。

1年以上、ほとんど毎日コツコツと
名前を呼んでおやつをあげて(←おやつも賛否両論ありますが(^_^;))
や~っと、反応が良くなってきたな、って感じです。

まあやり始めるのが遅かったといっても
それ以前だったら
コタローがそもそもぜんぜん聞く気がなかったので
やっぱりムリだったような気がしますが。


退屈そうなのになんで休憩状態になるのかは謎。

実は↑こうやって
休憩モードに入ったコタローを動かすのに
私が離れていくとついてくるようになったのも最近やっと。

来たよ~。

呼び戻しのトレーニングなんかで
まず最初に言われるのが
「飼い主が離れたついてくるので・・・」
ってところなんですが
2才過ぎてようやくです(^_^;)

やっとスタート地点、だったりして(笑)。

というわけで(どういうわけで?)
シーザーの絶妙なタイミングは学ぼうと思ったりしました。
あとはよーくよーく犬を見てることですかね~。
ま、見てなきゃタイミングははかれないですからね。

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でもまだ離れる飼い主を観察モードになるときもアリ。

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