犬を水辺につれていくことができても、水を飛び越えさせることはできない

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やりたくありませんがな

・・・って、ことわざ

You may take a horse to the water, but you can’t make him drink.

「馬を水辺につれていくことができても、水を飲ませることはできない」

のもじりですね、ハイ(^_^;)

確か中学生の頃の英語で習ったことわざです。

ま、要するに本人にその気がなければ

無理強いしてもできないよ~ってことですね。

コタローを前にすると、よくこの言葉が浮かびます。

帰るよって言っても、公園から動かない時とか。

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まだいたいんですぅ

おいで~って声をかけたり

さらに離れて遠くからおいで~って呼んだり

時には迎えに行ったり

コタローが自主的に来るのを待ちます。

8ヶ月くらいの頃かな?テコでも動かない時があって

仕方なく抱っこで強制撤去したこともありますが

10kg超の柴犬をそう長い間抱っこして歩けるはずもなく

最終的にはコタローが歩くのをどうにかこうにか促してみたり。

柴犬は「訓練性が低い」「訓練が入りづらい」とよく言われます。

自分の意思を強く持ち、独立心旺盛なところが

一般的な訓練にそぐわないのだと思います。

今でこそおやつが好きなコタローですが

最初はおやつでは釣られないタイプでした。

知らない人におやつをもらうこともしませんでしたし

「ペッ」って出してしまうこともしょっちゅう。

じゃ、今ではおやつに釣られるのかって言うと

そういうわけではないのです。

確かにおやつをもらえるという期待感が

行動のきっかけになることは多くなりました。

でもほんとに自分がしたくないと思ったことは

たとえおやつがあってもしません。

また独立心の強さからか、飼い主の期待に応えたいと

無理して動くというようなところもありません。

そういうコタローなので、飼い主の私ができるのは

まさに「水辺に連れて行く」ことだけ。

あとはそうだなぁ・・・

飲みたくなるような水にするとか

たくさん運動させて水を飲みたくするとか

コタローが自主的に動きたくなるような環境を整え

誘導していくことだけです。

家族の側で休みたければそれでもよいし

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グーグー

ひとりで静かに寝たければそれもよい。

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犬に挨拶したければすればいいし

したくなければそれもよい。

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人と遊びたければ遊べばいいし

撫でられたくなければ逃げてもよい。

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してはいけない行動は止め

してほしい行動に誘導する。

でも無理強いはしないし、できない。

そうすることで、コタローの自主性を尊重したいし

自制心も養っていってくれればいいなぁと思います。

トレーニングだってレッスンだって

コタローがやりたくないと主張すればやらせなくっていい。

コタローがやりたいと思ってくれる方法をまた探せばいい。

犬に甘いかなぁ(^_^;)

でもやっぱり私はコタローの独立心旺盛なところも好きだし

自分のやりたいことを静かに主張してくるところも気に入っている。

自分の主張を、ちゃんと飼い主は聞いてくれる。

たとえ主張どおりにならなかったにせよ

主張を聞いてやれるだけの度量がある飼い主なんだと

唸ったり牙をむいたりしなくても

聞く耳を持っている飼い主なんだと

そう思ってもらいたい、と願っています。

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そういうコタローなので

いやなことを無理にさせている心配だけは

少ない気がしてちょっと安心することもあります

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