4月2日に去勢手術を受けたコタロー、2週間が経過しました。
術後の経過は順調で、もうすっかり跡も目立ちません。
そしてコタローの行動にも変化が現れました。
コタローは生後3ヶ月でマーキング、
生後5ヶ月頃には他犬にもマウンティングすることが出てきました。
そして去勢手術直前には
かなり切羽詰った感じのマウンティングをしていました。
そして、去勢手術。
術後すぐの抜糸がまだの頃は
他犬に対するマウンティングもしっかりしており
あまり行動に変化が見られませんでした。
ですが術後1週間経った頃から
他犬に対するマウンティングがほぼ見られなくなりました。
また、もう3ヶ月くらいしつこく追いかけていたMIXのココちゃん(4才メス未避妊)に会っても
以前のようにガツガツした追いかけ方ではなく
ごく普通に挨拶できるようになってました。
こちらココちゃん。
ここで間違ってはいけないのは
去勢手術によって「マウンティング」といういわゆる問題行動がなくなったわけではない、
ということだと思います。
おそらくコタローの他犬(メス)に対するマウンティングは
「性的衝動」によるものだったのだと、今なら思います。
コタローはとにかく早熟で身体が大きくなるのも早く、
通常なら7ヶ月頃から見られる「性成熟期」が5ヶ月頃には出てきていたのだと思います。
コタローが「悶々」としていたのに私は気づかず
ただマウンティングを遊びの延長と考え
(実際3ヶ月頃は遊びだったと思います)
対応が遅れたため、特に手術前の1ヶ月間ストレスを抱えさせてしまったようです。
去勢手術後、たびたびココちゃんと遭遇しましたが
いつも落ち着いて挨拶しています。
ちなみにココちゃんは
柴犬×ジャックラッセルテリアのMIXです。
パパが柴犬
足すことのママがジャックラッセルテリアで
ココちゃん。
ココちゃんも以前に比べてコタローから逃げ回ることもなく
ガウガウっとすることもなく
比較的穏やかに挨拶してくれます。
きっとコタローの態度に危険なものを感じなくなったのでしょうね。
ココちゃんにもストレスかけちゃってたね(>_<)
ごめんね。
今落ち着きがない犬が「去勢すれば大人しくなる!」ということは
やっぱりないと思います。
ただソレが「性的衝動」によるものだったら
コタローのように解消することもあるでしょう。
ちなみにコタローは
マウンティングしたりしている時以外は
7ヶ月にしてはかなり落ち着いた柴犬だと思いますが
(自画自賛?自画犬賛ですみません)
それは去勢手術のおかげでも何でもありません。
持って生まれた気質+環境+育て方がいい方向に向いているのだと思っています。
でもメスにマウンティングしているときは
ガウガウごっこで遊んでたりしてるときとは違って
かなり目がコワイというか気迫が違うというか
やめさせようとする私にもイラついて歯を当ててくることもありました。
(噛み加減の抑制が出来ているためか、軽く当てるだけですが)
去勢手術そのものに賛否両論あるかと思います。
ですが犬はある時期が来たら、性的に成長します。
性的成長は、繁殖のためには必要なことだし、本能として根強く残っている部分です。
また当然ですが、犬自身はそれを悪いことだともイヤラシイことだとも思っていません。
言い方はアレですが「ムラムラ」したら、真っ正直にメスにアタックします。
それを問題行動だ、しつけで何とかなると考えることは
犬にとって辛い選択だと思うのです。
もし自然体でいることや手術の危険を考えて去勢しないのであれば
そのストレスからくる行動を認めてやって
うまく解消するか、
気をそらす方法を飼い主さんがマスターするとか、
それができなければ
対象となるメスをとことん避けるか、
考えてやったほうがいいと思います。
早くからマーキングをし始めたりする個体は
性的な成熟も早く訪れると思います。
やるにしてもやらないにしても
去勢手術のことを早めにかつ真剣に考えてあげたほうがいいと思います。
***おまけ***
ボクも小学校に行こうかな?
立ち耳のせいで帽子はかぶるものではなく
背中に背負います(^^♪
ストレスから解放されたせいか落ちていた食欲も復活!
去勢手術は私達にとってはいい結果が出そうです
あ!ちなみにマーキングはバリバリ(死語?)してますよ~
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