先日、私のイスの足元を移動していたコタロー、私の手がコタローの口元にあたり、たいして痛くないはずの勢いだったにも関わらず「きゃん」!

??何??

何か怪我でもした???口を無理やり開けさせてみるも、怪我の痕跡が見当たらず。

その後、コタローは自分のサークルに入ったまま。

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フードをあげてみるも、出したり入れたりしながらかなり時間をかけて食べる。

やっぱり怪我???

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ものすごく心配でしたが、いつもよりふやかしたごはんも食べたし、一晩様子を見ることに。

結局翌日にはケロッとしていて、いまだに痛かった理由は謎です。

生え変わりの乳歯が影響したのか何なのか。

で、思ったこと。

痛いときに私の傍に来てくれない。

飼い主としては寂しいことですが、クレート(ハウス)に逃げ込んだことに、実は安堵を感じました。

ああ、コタローはハウスが一番安心できる場所なんだって。

実は、本格的に眠たくなると、コタローは自分でサークル内のクレートに入るんです。

コタローに「何か」特別なことをするとき、私は「ソレが一生続けれられるか?」を自問自答します。

コタローと一緒に寝てみたいな

   →ソレが一生続けられるか

手作りごはんにしてみようかな

   →ソレが一生続けられるか

というように。

なので、店先で気持ちよさそうなカドラーを見つけて「コタロー、これに寝たら気持ちいいかな?」なんて考えながらも、購入できないのです。

もしカドラーに慣れてしまったら?クレートで寝なくなってしまったら?

そして、その後ペットホテルや獣医さんのとこ、飛行機や乗り物にのせるときにカドラーが持ち込めなかったら?

クレートなら飛行機でもOK、獣医さんとこにも連れて行ける。

夜離れて寝ていれば、そしてドライフードが食べられれば、いざ他所に預けるときも大丈夫かも。

犬って、痛みとか身体的ストレスにはとても強い生き物だと思うんです。痛み、我慢して耐えますよね。

でも、環境によるストレスには弱いんじゃないかって思うんです。

いつもと違う場所、いつもと違う食べモノ、いつもと違う寝床・・・。

もし、コタローの一生、ソレを与え続けることが難しいなら、ソレをしてはかえってかわいそうかも。

そんなことを考えてしまいます。

でも、一方でしてあげたいことがある。だからやってしまうこともある。

早朝の4時からなら添い寝してやってもいいかな。

ドライフードにボイルしたチキンのトッピングならしてやってもいいかな。

昼寝ならリビングの毛布の上でいいかな。

実はものすごく中途半端な対応をしてるかもしれません。

でも怖いんです。

コタローに耐えられないストレスを与えてしまうことが怖い。

その一方で、ストレスに耐えられないコタローにしてしまうことが、怖い。

昔、実家で飼っていた犬を死なせてしまった私のトラウマかもしれません。

よくしつけの天罰方式で、犬がいけないことをした瞬間、空き缶をガンガン鳴らしてビックリさせ、いけないことをやめさせるみたいな一発療法がテレビの「ダメ犬」~って番組で紹介されることがありますが、それもやる勇気がありません。

もしその音が、コタローのトラウマになってしまったら?

空き缶の音にいつもビクビクする犬になってしまったら?

それよりも、家の中で空き缶がガンガンなっても、平気なんだと伝えたい。

その程度の音のストレスは、感じない程度になってもらいたい。

だから空き缶でわざと脅かすこともしないし、空き缶ゴミの日に空き缶を捨てるときにわざわざ音を鳴らさないようにもしない。

ガンガン音するね~、でも平気でしょ?って伝えたい。

コレって、中途半端かな。

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