犬育てと子育てって、よく比較もされますし
私自身も似ているところがあるなあと
思います。
ま、この場合の子育てって
赤ちゃんから5~6才
せいぜい10才くらいまでの子供相手の話かな
とは思いますけど。
しつけで論争になる点も似てて
そのひとつが「体罰」だったりします。
たい‐ばつ【体罰】 肉体に直接苦痛を与える罰。(byデジタル大辞泉)
ひとつ、本をご紹介。
著者は医師・スクールカウンセラーで
シリーズの中でこの本は第二弾の
よくあるしつけに関するQ&A集。
そのなかの質問の一つ、
『体罰は、本当にいけないのでしょうか』
著者によると、「体罰を受けてよかった」と
体罰を肯定する人の多くが
実は自分自身が親から体罰をされたことのある人
とのことなのですが
実は「体罰」そのものがよかったのではなくて
悪いことは悪いと厳しく教えてくれた、ということが
よかったのではないかと言っています。
方法は体罰でなくてもよかったのでは?
むしろ体罰そのものは嫌だったのでは?
体罰を受けてよかったと思えるのは
よほど親が体罰と同時に「おまえが大切だ」という
肯定のメッセージをきちんと伝えられていたのであろうと。
そして、子供に体罰を与えるときに
みんながそんな肯定的なメッセージを
ちゃんと伝えることができるだろうかとも言っています。
ケージに入れると出して出して鳴くケイトさんは
ベッドの上で一緒にいると鳴かないのである
2002年アメリカで行った調査によると
体罰は一時的には親の命令に従う「効用」がある一方、
長期的には
1.攻撃性が強くなる
2.反社会的行動に走る
3.精神疾患を発症する
などのマイナス面が見られることが判明したそうです。
もちろん、体罰を受けた子供が100%こうなると
いうわけではないでしょうけどね。
肯定派の人に向けての著者からの回答は
以下のとおり。
自分が飲んで治った薬でも
その後の調査で
長期的に見れば深刻な副作用が
出る可能性があるとわかれば
自分の子供には飲ませないでしょう。
もし、副作用のない薬があるなら
そちらを使うのではないでしょうか。
犬のしつけにも同じことが言えるのではないかなと
思ったりします。
たたくのは体罰に当たるけど
チョークは体罰に当たるのかとか
何が「体罰」に当たるのかっていう論争もありますけどね(^_^;)
私はデジタル大辞泉のとおり
「肉体に直接苦痛を与える罰」は
すべて体罰に当たると思っていますけれども。
急激な運動はまださせられないケイトさん
いつ何時飛び出すかわからないので見張っております(笑)
ちなみに私は
父にはいっさい体罰を受けませんでしたが
母には一度だけ小学4年生のとき
ビンタ一発されたことがあります。
母も私を愛してくれていることは
よーくよーくくわかっていますが
「体罰を受けてよかった」
とはとても思えませんでしたね。
実はこの件についてはいまだに納得していません(笑)。
こうやってグダグダ午前中寝てしまったケイトと私です(汗)
ケイトの夜鳴きで寝不足なのよー(涙)
私がコタ姉に体罰をしたのはこれも一度だけ。
4才ぐらいのときかな?
夜寝なくてゴネてゴネて
こっちも寝不足が続いて翌朝は会社で
イラっときて「バカ!もう嫌い!」(←私は子供か(汗))
ってぺちっと頭を一発たたいてしまいました。
怒ってましたけど、軽くですよ、もちろん。
でもきっと、体も心も痛かったんだろうなぁ。
その後、10才くらいになるまで
コタ姉に言われ続けましたよ~。
「ママ、私のこと嫌いって言って
たたいたことあるよね」って(T_T)
これ言われるともうごめんねって謝るしかなくて
しばらくコタ姉の最終兵器でした(笑)
コタローに対しては
たたいたことはないですが
首ねっこ持ってぶら下げたことはありますよ~。
甘噛みがひどかった時代に。
いまだに後悔してますけど。
副作用ですか?
ありましたよー。
長期的にではなく即効で(-_-)
首輪を付けようとすると
とんでもなく噛み付くようなりました(汗)。
それから首を触っても大丈夫なんだと
慣れさせるのが大変でしてね・・・。
今ではコタローが引きずってないように見えるのが
救いですが。
でもコタ姉にはいまだに言われます。
「コタローの首持ってぶら下げたことあるくせに」って(笑)。
女子は厳しいわー。
ケイトが鳴かないので静かだから
やってきたゲンキンこたさん
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ケイトさん、改めて、保護から手術に至る経過を読ませていただくと強運の持ち主なのねぇ~!ってびっくりさせられます。
、、、というか、人の目に留まらずそのまま、、、、の動物はきっと多いのだろうなぁとなんだか切ない。
1匹の野良の子猫のために家族一丸となって、そして経済的な負担も顧みず(!)愛情を注ぐコタ一家(まきママ一家?笑)心より拍手いたしますよ。
子供の体罰ね。体罰を否定する考えが主流になったのは最近じゃぁないですかね。
人の子供でさえそうなんだから、犬に体罰は不要(&不当)という認識が主流になるには時間がかかるんでしょうねぇ。
でも最近は、どんどん声をあげる人たちが出てきているのは良いことだと思います。
★ルークママさんへ★
みなさんに応援していただいて
無事手術成功いたしました。
ありがとうございました
「家族一丸」は甚だ怪しい限りですが(笑)。
(約1名、いまだに避妊手術だったと思っている大黒柱がおります)
人間の子供で言うと
男の子は体罰を受ける率は高いかなと思います。
私の父も私や姉には手を上げませんでしたが
兄には体罰アリでした~。
運よく(笑)グレませんでしたけど(グレるってもしかして「死語」ですか!?)。
犬で言うと、大型犬は体罰を受ける率は高そうです。
猫の飼い方本には
「猫は褒められても
かわいがられてるとしか思いません。
叱ったら、攻撃されているとしか思いません。」
とありましたが、犬はわかってくれる気がしてしまうので
人間が甘えてしまうのかもしれません。