去勢手術に際し、気になることがあったので検尿をしてもらいました。
気になることとは・・・
- 1ヶ月くらい前、オシッコしたときに「キャン」と鳴いた
- ここ2週間くらい、お散歩開始後1回目のオシッコをした後に慌てて生殖器を舐める
- ここ1週間くらい、生殖器の先端に黄色い膿が付着
1は、1回だけ。なので最初は気のせいかな?何かぶつかった?と思いました。
でも2、3はいつもではないけれど、段々頻繁になってきた。
1、2の症状で膀胱炎を疑いました。
3の症状は「包皮炎」と思われ、オス犬によくあることで
清潔にしていたら治ることが多いので、お散歩の後などは
よくふき取るなどの対処をしていました。
実際に以前も3の軽い「包皮炎」の症状はあったことがありましたが
1~2度気をつけてふき取っているうちに症状が消えたのです。
そこで去勢手術のこともあり、検尿も実施してもらいました。
すると、尿から「ストルバイト」結晶が検出されました。
ストルバイトの結晶とは・・・
いわゆる「結石」、つまり膀胱などに石ができて
排尿時に痛みを感じたり、排尿が困難になるなどの病気で
結晶があったということはこの「結石」になる手前の状態です。
人間にもある病気ですが、ネコや犬もなる病気です。
獣医さんの言うところによると
- 体質です
- これからは一生療法食フードになります
- 療法食に変えても結石ができる場合があります
- 結石ができたら薬等で溶かします
とのこと。
それを聞いた私は「そうか、体質かぁ・・・これからは療法食フードだわ」
・・・とは思いませんでした。
「体質」だから仕方がない?
だってそれを言ったらおしまいでしょう!
そりゃ同じ生活してたって結石ができる犬とできない犬がいるでしょうけど
そんな簡単にあきらめませんよ~!
病院で処方された療法食を見ても
原材料にしっかり「BHA」=非常に有害な酸化防止剤の文字が。
そのほかにも食べさせたくないドッグフードの条件がオンパレードです(-_-;)
これじゃ結石がとりあえず治っても
そのうち違う病気になって
処方食フードジプシーになること間違いない!
そしてコタローの麻酔覚醒を待つ間に本屋に行き
早速3冊の本を購入。
購入した本とネットで、ストルバイト結晶について、原因と対処を調べました。
で、私の出した結論。
【原因】
- 何らかの細菌が生殖器~尿道~膀胱に入り、オシッコの我慢しすぎで繁殖
【対処】
以下の生活習慣の改善
- 水分を充分に取る
- おしっこを我慢させない
- 犬と生活環境を清潔にして、細菌や雑菌が入らないようにする
- 栄養バランスが良い食事
「水分を充分に取る」
コタローの食事はドライフードが中心でしたが
これからはトッピングやレトルト、手作りなども視野に入れて
フードからも水分を取れるように考えようと思います。
「おしっこを我慢させない」
コタローがお散歩に出たがれば、出来るだけその時間に行っていたのですが
やはりそれだけでは足りないのかもしれません。
水分を取って利尿効果のある食事を取り、もっとオシッコをしたくなるように
促すつもりです。
室内トイレができなければ、通常の散歩に加えて、トイレ散歩も取り入れます。
「犬と生活環境を清潔にして、細菌や雑菌が入らないようにする」
これまでもお散歩から帰ったら、蒸しタオルで体を拭いたりしてましたが
今まで以上に、特に生殖器・肛門周りの清潔を心がけようと思います。
「栄養バランスが良い食事」
療法食フードは最後の手段として考えます。
石を作らせないために、リンやマグネシウムを抑えすぎた療法食フードは
コタローの成長に必要なものまで抑えています。
今までもコタローの食事や健康に気をつけていたつもりです。
コタローと同じような環境で育てても、ストルバイトができない犬もいるでしょう。
そのあたりは「体質」なんだと思いますが
だからって療法食や薬のみで対応するのは納得がいきません。
実際、室内トイレの時期はオシッコも薄く、結晶などできてなかったと思います。
・・・って、獣医さんが聞いたらビックリな患者かしら。
とりあえず来週の抜糸の際、検尿をしてもらう予定です。
それまでにストルバイトをやっつけるぞ~!
とりあえず今朝の食事は、以前サンプルでもらった缶のフード。
もちろん体にイイモノです。
もともと水分も多いですが、煮たご飯も加えてさらに水分アップ!
コタローが水より好きな人肌のお湯も添えて。
あっという間に完食しました。
人間だって結石になったらまず生活習慣の改善!
ワンコだって同じはず!
結石になる前に発見できてよかった。コタローは運がいい!
大丈夫、絶対治してあげるからね。
←ポチっとクリックしていただければ励みになります
はじめまして! 百(もも)と言います。現在 もうすぐ(4/8)5か月になる柴(♀)を飼っています。さくらといいます。 さくらは4か月でストルバイト結晶といわれました。さくらは子犬用のフードを食べているので療法食は上げられないということで 今は抗生剤を飲んでいます。水分を多く摂取することなので ドライフードをふやかして上げています。まきママさんはコタロー君のことをよく考えて勉強されていて頭が下がるばかりです。私も参考にさせて頂きたいです。また、お邪魔させて頂きますね。
【アラレさん】モモちゃんも外耳炎やら雷やらだんなさまの犬アレルギーやら、いろんなことを乗り越えてきてますよね。信頼できる獣医さんもいらっしゃいましたっけ?だからこそ>諦めたらそこで終わりです。重くそして大切に思う言葉です。私もアレルギー体質で、実はコタローが甘ガミしてるときは手がかゆくなってありゃりゃ~な状態でした。でも対処療法だけじゃなくて、根本的に予防する方法もあるはず。20年アレルギーを抱えている私がそう思います!だからコタローの「結石になりやすい体質」ってのにもあきらめません!カラー、しょっちゅうあちこにぶつけてます(^_^;)ごはんも食べるのが大変みたいで手伝ってます。
訪問して参考になりました。菊丸の尿検査の数値はPH8淡白・潜血 + ストルバイト結晶 +頑張って少しでも改善してと、獣医師と各HPを参考に勉強中です。また訪問致します。
こんにちは 初めまして。獣医さんもいろんな意見をお持ちの方がいますし、ネット上にも情報がいろいろですから、自分で選択しないといけないですよね。私なりにまとめた記事もあります。http://d.hatena.ne.jp/maki-mama/20090410/1239326759http://d.hatena.ne.jp/maki-mama/20090524/1243128227何か参考になればいいのですけど・・・。コタローは4月に結晶が見つかってから4ヶ月半たち、3度検査を受けましたが、結晶は一切見つかっていません。療法食に頼らずうまくいったので、個人的にはに生活習慣の改善をおススメしたいです。
記事を参考にさせて頂いてます。返事が遅れました。また、訪問させて頂きます。
涼しくなると、給水量が減るのでまた心配ですね(^_^;)コタローも気をつけなくちゃ!
お久しぶりにコメントです♪
実は「ストルバイト 犬 克服」という検索ワードでこちらに参りました(笑)
うちの子、先日尿漏れがつづくので尿検査しましたところ出てしまいました!
ストルバイト結晶・・・
お決まりの「一生療法食フード」をすすめられました。
もちろんまだ2歳にもなってないのに、同じ味、同じ感触のフードなど納得などするはずなもないですよ!プンプン
とりあえずうちも手作り食を2,3ヶ月前からゆる~くはじめてたので本腰入れて取り組もうかと思っています。
でもいろいろと考えてしまいますね~・・・
運動?ストレス?たまにあげちゃう残飯?
などなど
コタロー君は最近は大丈夫なのでしょうか?
★はとこさんへ★
こんにちは!お久しぶりです♪
そうですか、結晶出ちゃいましたか~。
原因は体質やら運動不足やらストレスやら言われますけど
個人的には「オシッコしなさすぎ」だと思うんですよね~、うちの場合。
結晶出たころは、排泄は原則「朝・夕」の散歩時のみ。
たぶん雑菌が入り込んだところへ
長時間膀胱にたまったオシッコの中で菌が繁殖、
膀胱が傷ついて膀胱の細胞が剥がれ落ち
それが核となって結晶化・・・
というパターンかなと。
膀胱炎と認められるほど
菌が見つかったわけではないですけど。
思えば、結晶出た頃ってよく「包皮炎(オチンチンの先に黄緑色の膿)」になってたんですよ。
雑菌が入ってたんでしょうね。
コタローの場合
結晶が見つかった直後は1ヶ月、2ヶ月に1回の検査をし
今では半年に一回のペースで検査はしてますが
5月の検査でも出ませんでした。
結局、療法食は食べさせず
おやつもごはんも制限していません。
ごはんを手作り食にしてから
水分摂取量もオシッコの量も増えて
たとえ結晶ができたとしても
排泄できてるんじゃないかしらというくらいの量です。
水分は無理に飲ませるより
食事で取らせたほうが
苦労せず取れるみたいですね。
室内で我慢しきれずおしっこしてしてしまうくらい
水分をとらせてっていう話もあるんですけど
やっぱり室内ではしないんですよ~(^_^;)
苦行のようになってしまいそうで
室内トイレはさせてません。
現在は朝・夕・夜の3回の排泄です。
ほんとは早朝と日中に1回ずつ出して上げられると
理想的なんでしょうけどね~(^_^;)
なかなか難しくて。
除菌と水分摂取量でどうにかなっちゃいました。
除菌するようになってから
包皮炎はいっさいなくなりました。
はとこさんちのボーダーくんも(ニンバス?くんでよかったでしょうか(^_^;))
よくなるといいですね。
食べ物が制限されるって
つらいですよね。