柴犬飼いのみなさま、こんにちは。

世の中にはもっとつきあいやすい犬種もいるというのに
よりにもよって柴犬を選んでしまった飼い主さんに
今日の記事を送ります(返品不可)。

柴犬コタロー日記
めくるめく柴犬ワールドへようこそ



柴犬を飼い始めて
さあしつけを!と思ったら
なんだかキョーボーだとか
では次はしつけ教室に!と思ったら
主人に忠実っていったのに
ちーとも言うことを聞かないとか。

トレーナーさんには
「柴犬だからまあ仕方ないですね」
と言われてへこみ
「でももっとびしっと厳しくすれば言うこと聞きます」
などと指導され落ち込み。

その一方で柴犬はとっても賢いだとか
飼いやすいだとか言われもし
自分ちの犬との違いにため息。

もしかしてうちの柴犬だけ特別なんじゃ・・・
などという柴犬飼いが陥りやすい罠です。


ご心配なく。
それは単なる認識の間違いで
あなたの柴犬は普通に立派な柴犬です。


世のプロと言われるトレーナーさんにしろ
大きな認識の間違いがあるんです。


柴犬は
「あまり言うことをきかない犬」でありません。
「よく言うことをきく」です。
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ありがちな間違いその1:呼んでも戻って来ない
柴犬コタロー日記
っていうか聞いてんだか聞こえてないんだか
そもそも聞くつもりはあるんだか
ちーともわからない。

いうことを聞かない犬?

いえいえ、猫だったら当然の行為です。

呼んでみてよーーーーーく見たら
耳がぴくっとか動きませんでしたか?

はい、彼らはそれで十分返事してるつもりです。

(柴犬にとっては)用事もないのに呼ばれて
飼い主のところに戻るなんて発想はないんです。

だって返事してやったじゃん
くらいの勢いです。

それなのに何が不満なんだか
いま忙しいし用事ないしだから返事したっちゅうに。

そんななのでしつこくしつこく呼び続けたりしたら
・・・寝たふりします。
柴犬コタロー日記

飼い主からするとなに無視こいとんのじゃ!
というところですが
柴犬は柴犬なりに
「寝てるので行けないんですよ、すみませんねぇ」
と静かに礼儀正しくお返事してくれているのです。

柴犬の常識は「用事がある方が動く」。
これ生物としての基本です。

だから呼びつけるなんてことをする輩がいるなんて
そりゃもう柴犬からみたら掟破りにびっくりすることなんです。
思いつきもしません。
柴犬コタロー日記
そのへんの認識の違いなんですねー。



ありがちな間違いその2:ぴったり脚側について歩かない

ツケだのヒールポジションだの脚側歩行なんてあるでしょ?
そんなの柴犬にとっちゃ意味不明です。
柴犬コタロー日記
そんな歩き方、歩きづらいじゃないかという
非常に常識的な考えの持ち主です。

猫が足にまとわりついてくることはありますが
あれは別に脚側歩行してる訳じゃないですからね。
においつけたい、いわばマーキングだったりするわけですからね。


このように柴犬を一般的なトレーニングの視点から見ると
いろいろ困った犬種と言われるのですが
柴犬から見たらそれこそ困ったトレーニングですので。

それをあえてやるならその辺の認識の違いを意識するため

「これは猫、これはねこ、これはネコ」

と常に心に唱えておく必要があるでしょう。


だいたい猫にリード着けて
散歩にちゃんと行けるだけでも
すごいことなんですからね。

猫ってちゃんと習性にそった飼い方をしてやれば
そんなに困った問題は起こさないものなんですが
「言うことをよくきく猫」である柴犬も
その習性にあったやり方で接してやれば
よく言われるように
柴犬は飼いやすい、賢い犬種、
なんですよね。

飼い主が帰宅してもお出迎えしない?
そりゃ猫だからね。

オヤツのときだけやってくる?
そりゃ猫だからね。


とはいえ人間社会にすんでますので
何もかも習性通りって訳にはいかないのは
当然のこと。

そういう時もムリさせず
ふつうの犬より時間かけてやってください。

なにしろ「」だからね。


世のトレーニングは
犬のやりたいこと
例えばボール遊びだったりオヤツだったり
そういうことを使ってするのが8割9割だけど
柴犬の場合はやりたいことをやらせてなんぼより
「やりたくないこと」をやれるようにすることが
しつけやトレーニングで時間を割くことになると思います。

例えば身体を触るとか
足を洗うとか
爪を切るとか
そういうところから始まって
自分勝手に歩くだけじゃなくて
飼い主とある程度は歩調合わせて引っ張らずに歩くとか

やりたがるとは言わないが
やってもいいかなとか
まあがまんしてもいいかなくらいになってもらうこと。

それが柴犬のトレーニングだったりするわけです。


いやもちろん
ふつーの犬のようになんでもこなす柴犬も
なかにはいることでしょうし
うちの柴犬はちゃんと呼んだら来ます!って方もいるでしょうが
そういうときは
「あら!この柴犬ったらずいぶん犬っぽいのね」
と思っておきましょう。


必要以上にベタベタしてこないのも
しっかり自分を持っているのも
その習性を理解してやれば
一緒に暮らすにはとっても最適なパートナーです。

柴犬を呼んで
ぴくっとわずかに動いた耳にほくそ笑むようになれば
あなたも立派な柴犬飼いです。

マニアックすぎて他の人にはわからない
微妙な表情筋の動きを感じることができれば
柴犬を飼う楽しみは倍増です。

そう、柴犬の飼い主に最も必要な心得は
一見すげなく冷たくされるも
その行動の中にある些細なメッセージに気がついて
にやりとするような
端から見るとちょっとM入った危ない飼い主
でいられる強い心のことです。


ではみなさま、立派な柴犬飼いの道を
一緒に歩んでいきましょう。



・・・しつこいですが返品不可です。

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