ケイトがうちにきて間もない頃
コタローとケイトにおやつをあげる時間
というのがありました。

これはなにも
仲良くくっついておやつを食べなさい♪
って目的ではなくて
主としてケイトに
「ここは安全だよ、この犬は安全だよ」って
教えるためのものでした。

この頃はまだケイトは
子供部屋から出していませんでしたし
お互いが接する時間が限られていた頃です。

それから徐々にケイトのフリーエリアが広がり
だんだんとコタロー相手に遠慮がなくなってきました。

で、1ヵ月半もたつと
ケイトがコタローのパーソナルスペースを
侵しだしました(^_^;)

猫って不思議なことに
最初はとてつもなく相手と距離をとるくせに
いったん信頼した相手には
とことん距離をつめてくる生き物なんですね。

この状態になると
「まあ♪仲良くおやつが食べられるわ♪」
とは行かないのが柴犬です。

最初はケイトに遠慮していたコタローも
パーソナルエリアに侵入してくるケイトに
「ウ~」って警告したり
「ガウ」って脅したりするようになりました。

そこでおやつを食べるときは
私でふたりの間をブロックして
同時にあげるか
もしくはコタローを待たせて
ケイトに先にやって
その隙にコタローにやるか
といった状態になりました。

このブロックやあげる順番は
コタローがケイトにガウしないためのものではなく
ケイトがコタローのパーソナルスペースを
侵さないようにするためのものです。

おやつにつられて
ケイトはしばしばコタローのパーソナルスペースを
侵してしまいがちです。

よくあるおやつの危険な魔力ですねぇ(^_^;)
そしてこのあたりまでが
おやつで馴れさせることの限界かなと思います。

今ではケイトも家中がフリーなので
わざわざおやつタイムを設けて
馴れさせる必要もないので
特に定期的におやつをあげたりはしていません。

でもおやつをどちらかにあげようとすると
敏感に残りが察知するので(笑)
やっぱり私が間に入るようにするか
ケイトにまずやってもぐもぐしてる間に
コタローにもやるようにしています。

コタローのパーソナルスペースに対する主張は
おやつのときだけではありません。

最初は普通に横になっていても
ケイトが体に触れようとすると
(においを嗅ごうとすると)
「うー」って唸っておりました。

大体いつもこの位置関係で寝ます

近づきすぎたケイトが「ガウ」されることも
しばしばでしたが
最近では「うー」だけでケイトも引くようになってきました。

これが犬同士なら
まだ話が早かったかもしれませんね(^_^;)

でもそうしながら徐々にコタローも
パーソナルエリアにケイトが入ることを許すことが
でてきました。

今では普段なら顔回りに
しつこくしなければ大丈夫・・・かな?


背中ならくっついても特に問題ないらしい

通常、犬と猫が暮らす家庭では
犬が猫にしつこくして猫が怒るパターンなようですが
我が家では犬がうるさいっ!って怒るパターン。

ケイトは我が家に来た当初に
においを嗅ぎたいコタローにシャーっ(怒)したことがありますが
今ではもう全くコタローに対して怒ることがありません。

いちいちうるさいコタローに
引いてくれるのはケイトなんです。

この犬にしてこの猫アリ、って状態なんだろうなあ(^_^;)
ケイトじゃないとコタローは同居がうまく行かなかったかも!

まあコタローも徐々にですが
ケイトに対しては寛容になりつつあります。

以前はケイトがはしゃぐと
いちいち注意しに言ったコタローですが
(うっ!って脅してやめさせるのだ)
今では至近距離でケイトが遊んでても
見守るかほっとくかするようになりました。

ケイトはコタローのすぐ側で
毛布に猫キックして遊んでましたが
コタローはそれを見てるだけ。
ケイトの一人遊びが終わったら寝始めました。

でもね、なぜか朝の散歩の後の
ブラッシングタイムに
コタローはケイトを寄せたくないようです。

ケイトが私の腕の中にいるので
我慢してる(?)コタローです

ケイトのほうはひとりでお散歩中にお留守番してて
やっとコタローと私が帰ってきたので
一緒にいたいみたいなんですけども。

ケイトがコタローに寄ってこなくても
見てるだけで嫌とか言い出すんですよねー。
今ではガウっていうのはこのときだけかな。

ブラッシングタイムってコタローにとっては
特別な時間なのかもしれません。

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こうやって自然に肩を並べるまで
半年かかりましたなぁ。

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