その1、その2に引き続きまさかのその3(笑)。

リアルタイム解説付きDVDをじっくり見て
犬談義をせていただいた後は
へちまこさんによる
フリース・ラインド・ハーネスの使い方。

実は私、「リードワーク」とか「リードさばき」とかいうものに
ものすごく懐疑的(笑)。

というのも、そういういい方をすると
どうも犬を「コントロール」することが目的に思えるので
敬遠しがちだったんですよね。

何しろ相手がこの柴犬↓ですから。
後ろ歩いてたと思ったら
急に犬に止められたました。

こういうコタロー相手に
力で引っ張って対抗しようとしてもダメ。
そりゃ柴犬クラスの体重&力ですから
引きずりまわしてもよいとするなら
出来ないことはないと思いますけど。
それはやりたくないし、やるつもりもありません。

犬を好き勝手に行動させるという意味ではないですよ~。

でも必要以上に犬をコントロールしようとするリード使いを
教えてくださる方が多いと思うのです。

ところが、今回へちまこさんから教わったのは
リードを通した人と犬との「コネクション」づくりというもの。

そこにはもちろんリードショックも
派手なリードワークもなく
落ち着いていなければ気がつけないほどの
静かなコミュニケーションの取り方。

そしてそれはこの「フリース・ラインド・ハーネス」でなければ
実現しないもの。

「へぇ~」を通り越して、ビックリ\(◎o◎)/!でした。

そしてロングリード(ロングライン)での
歩行トレーニングについてのお話も。

ああでも、これこそ実践で教えていただくなくては
ムリだ~、できない~(>_<)
実践編に期待!

へちまこさん
ならびにご参加の皆さま
たいへんお世話になりました!

次回お会いする時があれば
ひと皮ふた皮
脱皮した飼い主としてお会いできればなと
思っております

と、ここから後は直接ハーネスとは関係ないのですけど
みなさんとお話してて思ったことをメモ。

コタローは一般の犬に比べて
モチベーションはめっぽう低いが(-_-;)
おやつがわりと効きやすい
(というか、私がそうしたのですけど)
そのため全てが「芸」になりやすい。

「トリック」というか「ゲーム」というか「スポーツ」というか
そういうもの全てが「芸」になりやすい。

つまり。

たいしてやりたくもないけど
報酬(=おやつ)があるんならやってもいいわ~ってもの。

もちろん、上記にあげた「スポーツ」だとか
そういったものが悪いと言ってるわけではありません。
それに「芸」も悪いものではないのです。

人と犬との簡単なコミュニケーションだと
割り切ってやる分には。

ただ、その「芸」を持ちこんじゃいけない領域がある気がします。

例えば。

人について歩く、ということ。

これを「ツケ」で歩かせていると
コタローの場合「芸」になる可能性が高い。

ついて歩きたくもないのに
おやつの為について歩くようになる可能性が高い。

対人との交流も
下手をすると「芸」にしてしまう。

この危惧を初めて感じたのは
コタローがある人におやつをもらいに近寄って行った時
その人がコタローをなでようとした
思いっきり避けた時のこと。

「こっち来なきゃあげないよ~」

で、逡巡したコタローは
おやつと触られたくない自分を天秤にかけて
おやつを取りました。

つまり、なでられておやつをもらいに行きました。

確かに、おやつを使ったそういう馴らしかたもあると思います。
あくまでコタローの場合、ってことで。

コタローはこれを続けると
人になでられることを「芸」にしてしまう恐れがありそうで
ちょっとマズイ、と思いました。

人に限らず、対犬についても
コミュニケーションを「芸」にしてはいけない。

犬と上手に挨拶できたね、で
おやつなんてあげてると
(いやあげたことないですけど)
コタローはそれを「芸」にしてしまうかも。

つまりおやつ欲しさに
たいして挨拶したくもない相手とも
挨拶するかもしれない。

ま、さすがに対犬で
おやつという報酬を使ったことがないので
それはないと思いますが。

そもそも対犬と上手に接触できた最大のご褒美は
その接触自体がそうだから
おやつなんて無粋なものは不要だったりするのです。

実は今、ちょっと「呼び戻し」が「芸」になりそうな気配があって
まずいな~と反省しているところです(-_-;)

にほんブログ村ランキングバナー

そして次回
ついに我が家にキャットタワーが設置された
秘密が明かされる(笑)

コタロー日記はランキング参加中♪
←1日1回ポチっとクリックありがとうございます♪