子犬の頃の悩みってだいたいが
「甘噛み」と「トイレ」、の様な気がします。

が、実は「甘噛み」と「トイレ」って
普通に育てばそれほど躍起にならなくても
そのうち時間がほとんど解決するもののような気がします。
オトナになれば、失敗はしなくなるのが普通。

(犬の本来の習性とは異なる「室内トイレ」を
 ずっと続けたいとかいう場合はまた別ですが)

ただし「間違った対応さえしなければ」ですけど。

で、お散歩に行くようになると
次は「引っ張り癖」。

お散歩で飼い主をぐいぐい引っ張って
自分が行きたいところにすすむという、アレ。


コタローの主張そのいち:3mリードは飼い犬に追いつけない飼い主のためにある

ところで、なんで「引っ張り癖」って矯正しなくちゃいけなんでしょうね?

引っ張られると飼い主が転んで危ないから
他人や犬や猫に突進して怪我させそうだから
引っ張ると犬の首がしまって苦しそうだから

等々、理由はいろいろと聞くのですが。

私は
「人間が犬に比べて歩くのが遅いから」
だと思う。

・・・当たり前(^_^;)のことで恐縮ですが。

でも根本はそこ。

原因は引っ張る犬にあるんじゃなくて
犬と同じ(もしくはそれ以上)のスピードで歩けない人間にあるのだと思うのです。


コタローの主張そのに:にんげんはおそいくせにせっかち。

もし逆の立場だったら。

人間のリードを陸ガメが持っていて
はやくトイレに行きたいし
お友達にも会いたいのに
カメがなかなか早く歩いてくれないの。

イラッとくるよねぇ~。
で、なんとか早く動かそうと引っ張るわね。

それなのにカメが引っ張り返したり
木や岩のように止まったり
あげくにチョークしたりしてくる。

イライラっとくるよねぇ~。

だからほんとは
人間が犬以上のスピードで
なんでも行動できれば問題ないわけです。

引っ張らなくて済むように
人間が犬と同じスピードで歩いたり走ったり
犬や猫に突進するのも
リードを引っ張らずに
自分の身体を前に出して止めたりすればいい。

でも現実問題として
人間は犬よりスピードが相当劣っているので
犬にあわせてもらわなくちゃいけないのです。

犬は決して
飼い主をなめてるとかリーダーと思ってないとか
そんな理由で引っ張るのではないと思います。

ただただ、人間が歩くのが遅い。遅すぎる。


コタローの主張そのさん:引っ張らないこととツケはちがうんだよね

引っ張り癖を矯正する方法は多々あれど
絶対に忘れてはいけないのが
「遅くてごめんね
 でもこれ以上早く歩けないからあわせてね」
って気持ちだと思うのです。

その気持ちがある限り
犬にとって過度なストレスを与えるような
矯正方法はとらないしとれない気がします。

そして、犬があわせて歩いてくれるんだから
急いでる時はできるだけ付き合うべきだとも思う。

例えばコタローは
お散歩に出たらとりあえず「大」が済むまでは
ひたすらもくもくと歩くタイプ。

いつもよりずっと早足で歩きます。

だから私もできるだけ早く歩きます。

どうしても追いつけず
走らなければならないようなスピードになったら
初めて「ごめんね、ちょっと待って」って
「木になって止まる」。

私も相当がんばって常に小走り(^_^;)
どうしようもなくなったら、止まってもらう。
遅くてごめんね、です。
1才までは常にそんな感じでしたもん。

犬ってエライな~と思うのは
そうやって精いっぱいつきあってれば
ちゃんとこちらのことも思いやってくれるようになるんですね。

もうコタローも急いでても
そんな追いつけないようなスピードで歩くことはなくなりました。
すごいね、えらいね。
コタローに感謝。

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(●・ω・)ノ-おまけ
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寝る前のトイレ散歩に行き損ねたので
今朝は早朝5時から散歩。

まだ月は見えていて、でも空がピンク色になる
夜と朝の境目の時間。

明けない夜はない。
少しでも今の状況がよくなりますように。